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有松絞りを学ぶ旅‼

こんにちは。いつもウメショウブログをお読み頂きありがとうございます。

スタッフの友恵です。

早いもので今年もあと3週間‼月日が流れる速さにびっくりしています😊

さてさて、先日、ウメショウスタッフは愛知県の有松市へ行ってまいりました✨

そう、先日梅田社長がブログでお伝えしたあの場所へ‼‼

有松と言えば、そう、有松絞りの産地です‼‼

こーんな感じで、古き良き日本の街並みが守られています😊✨

 

どの家屋にも有松絞りの暖簾が掛けられていました💗

お着物大好きなウメショウのお客様と一緒に、ワクワクドキドキしながら今回の目的地、竹田嘉兵衛商店へ‼‼

なんとっっ通常は一般公開されていないのですが、今回特別にお屋敷の中へ案内して頂きました💖

もう入り口からして趣があってとっても素敵でした😍✨

こちらはお茶室です‼‼

昔の人達は、ここでどんなお話をしていたのでしょう?😊

とっても貴重な器でお茶を頂きました✨

私も持たせてもらったのですが、お値段を聞いてびっくり。割ってはいけないとヒヤヒヤでした😂

右側の女性が、竹田嘉兵衛商店の会長の奥様✨

そして、お部屋を移動して美しい生地やお着物をたくさん見せて頂きました💖

 

 

こちらの絵、よーくみると...

なんと‼‼絞りで描かれているのです😵✨✨

 

す、すごい技術...😳

 

現在の有松地域は江戸時代のはじめには人家のない荒野でした。

そのためこの辺りを通る東海道の治安に支障をきたしており、尾張藩は人の住む集落を作るために住民を募り、1608年(慶長13年)に東海道沿いに新しい

集落、有松が開かれました。

しかし⚡丘陵地帯で稲作に適しておらず、鳴海宿までの距離が近かったため間の宿としての発展も望めませんでした。

そこで有松に移り住んだ住人の一人である竹田庄九郎は、「年貢も納めなければいけないし...どうしたら有松が栄えるだろう?」と考えました😣

そして、1610年(慶長15年)~1614年(慶長19年)にかけて行なわれていた名古屋城の築城のために九州から来ていた人々が着用していた絞り染めの衣装を

見てひらめきました‼

当時生産が始められていた三河木綿に絞り染めを施した手ぬぐいを、街道に行きかう人々にお土産として売るようになったのです✨

その後も発展と衰退を繰り返しましたが、技術の改良、新しい意匠の登録、特許の取得などを行い、数ある絞り染めの中で日本一の産地になりました。

逆境に負けずに道を切り拓くってとっても偉大ですよね✨

そのあとは大人気の「庄九郎カフェ」で美味しいランチを頂きました🍴💖

おしゃれな手毬寿司に、が入った珍しいソフトクリーム‼‼

ヨーグルト味でとっても美味しかったです😍♬

店内の照明にも絞りが使われていました。さすが有松‼‼

お腹も満たされた私達は有松・鳴海絞会館へ。

ご婦人達が絞りの実演を見せて下さいました‼‼

こちらの方は、なんと小学2年生からずっと絞りを作られており、国から表彰された実績を持つスーパーおばあちゃんです✨✨

本当に根気のいる、丁寧で細やかな作業。改めて手作りの価値を感じました✨

絞りを作る機械の展示や、素敵な絞りのアイテムもたくさん販売されていました✨

有松の歴史や美しい絞りの技術に触れることができ、感動でいっぱいの旅でした💖

皆さんも、次回はぜひウメショウメンバーと一緒にお出かけしてみませんか?✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事は私たちが書きました

呉服のウメショウ

呉服のウメショウ

岐阜県でナンバーワンの着物好きさんが集まるお店を目指しています。創業70年以上、三代続く呉服のウメショウの専門スタッフが「着物のある暮らし」を発信しています。

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