作家の「想い」と一緒に着物を楽しむ
当店では、伝統技術を大切にしつつ独自の世界観を持った着物作家の作品を取り揃えています。作品1つ1つが持つ物語を感じながら、その魅力をお楽しみください。
竺仙
竺仙(ちくせん)は、伝統とモダンが融合した日本を代表するゆかたブランドです。
天保年間に創業し、職人の技術とこだわりが息づく美しい染め柄が特徴です。その魅力は、涼やかな着心地と洗練されたデザイン。日常から特別な夏のイベントまで、さまざまなシーンで活躍します。
一枚一枚手作業で仕上げられたゆかたは、まるでアート作品のよう。日本の美意識と匠の技が織り成す「竺仙」のゆかたで、夏をさらに彩りませんか?
桝屋髙尾(ますやたかお)
桝屋髙尾(ますやたかお)は、京都の西陣地区にある織物の会社で、1930年に創業しました。
この会社は、着物の帯や着尺(きものの生地)、能(のう)という伝統的な日本の舞台で使われる衣装などを作っています。
桝屋髙尾の特徴は、「ねん金糸(ねんきんいと)」という特別な糸を使っていることです。この糸は、真綿(まわた)という絹の素材に金箔(きんぱく)を巻きつけて作られています。この技術は、名古屋にある徳川美術館からの依頼で、古い時代の「ねん金袱紗(ねんきんふくさ)」という布を再現するために開発されました。
この糸を使った織物は、光の当たり方で色や輝きが変わる独特の美しさがあります。
また、桝屋髙尾では、手織りと機械織りの両方で製品を作っています。特に、幅が1.5メートルもある手織り機を使って、大きな布を織ることができるのは珍しいことです。