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藍染めの産地へ行ってきました。研修レポ①

こんにちは。いつもスタッフブログをご覧頂きありがとうございます。

スタッフの友恵(ともえ)です。

先日、ウメショウメンバーで徳島県の藍染めの産地へ研修に行ってきました😊

最近では、藍染めについて大河ドラマ「青天を衝け」で、主人公渋沢栄一の生家の家業として、テレビで観られている方も多いですよね📺✨

今回の研修では、国が指定する卓越技術者現代の名工」のひとり、佐藤昭人さんにお会いすることができました❢❢

佐藤さんは、徳島県特産の染料、藍づくりの伝統を守り続けている藍師

現在、「阿波藍遺産と製造技術」無形文化財の指定を受け、600年続く伝統の製法で藍染めの原料を作っておられます✨

10歳の頃からおじいさまの手ほどきを受け、江戸時代から続く「すくもの製法と天然灰汁発酵建てという日本古来の染色技法を継承したとってもすごい方なのです😊

佐藤さんが、まず私たちに見せて下さったのがこちらの藍染めの着物。

なんと‼江戸時代のお着物だそうです😲‼‼

そんなに昔のものだとは思えないくらい、色も綺麗に残っていると思いませんか?虫に食われた形跡もありませんでした。

そう、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、藍には防虫効果があるんだそうです✨‼

他のお着物と一緒にタンスに入れておくと、そこには虫が来にくいという優れた性質があるのです。

藍の葉を乾燥させている行程を見せていただきました‼巨大な扇風機を回しながら、人の手でかき混ぜていきます。

とてつもない労力をかけて、藍染めの着物が作られていくんですね😭💖感動しました。

藍の寝床となる建物にも特別に入らせて頂きました!こちらで約3か月間温度を確かめながら藍の葉を発酵させていきます。

温度が低ければ「ふとん」と呼ばれるむしろをかぶせます。

とても気力・体力を使う作業で、佐藤さんは3か月で10㎏瘦せてしまうこともあるそうです💦

終始にこやかにお話しして下さった佐藤さん😊💗

貴重なお話を聞かせて頂き本当にありがとうございました✨

次回は藍染めの職人さんの所へお邪魔したレポをお届けさせて頂きます😊

ウメショウでは今月も感染症対策を徹底してお客様のご来店をお待ちいたしております。

 

 本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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この記事は私たちが書きました

呉服のウメショウ

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岐阜県でナンバーワンの着物好きさんが集まるお店を目指しています。創業70年以上、三代続く呉服のウメショウの専門スタッフが「着物のある暮らし」を発信しています。

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